発起人

  • コレージュ・キュリネール・ド・フランス
    PROFILE

    コレージュ・キュリネール・ド・フランス

    プロフィール

    2010年にフランス美食術がユネスコ世界遺産に登録されたことを機に、ジョエル・ロブション、ミシェル・トロワグロ、アンヌ=ソフィ・ピック、ティエリー・マルクスなど、フランスが誇る星つきシェフ15名が「コレージュ・キュリネール・ド・フランス」を結成。この代表をアラン・デュカスが務め、フランス料理の継承と発展、さらに世界への発信のためにさまざまな活動をしています。
    「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク」は、上記「コレージュ・キュリネール・ド・フランス」が発起人となって2010年にフランスで誕生したレストランイベント「Tous au Restaurant」(トゥス・オ・レストラン=皆でレストランへ)の日本版。日本では「重い」「高い」「堅苦しい」のイメージが根強いフランス料理、フレンチレストランへの壁を取りはらい、気軽に楽しむ機会を提供することを目的にスタートしました。」

  • アラン・デュカス
    PROFILE

    アラン・デュカス

    ベージュ・アラン・デュカス 東京
    ビストロ ブノワ
    ブノワ 京都
    MUNI ALAIN DUCASSE / MUNI LA TERRASSE

    プロフィール

    現在最も著名なシェフのひとり。
    パリ、モナコ、ロンドンの3つ星レストランをはじめ、世界に20以上のレストランを持つクリエイターでもあり、後進を育てる教育者として知識の伝承にも努めている。

フォーカスシェフ

毎年ダイナースクラブ フランス レストランウィークでは、全国各地からイベントを盛り上げていただくアイコン【フォーカスシェフ】を選出しています!フォーカスシェフは「自身のコンセプトを確立し、表現していること」 「地元食材や和食材の魅力を積極的に発信していること 」「未来の星つきシェフ候補」など様々な視点から今年注目すべき魅力的なシェフをご紹介しています。シェフのサステナブルな活動や日本の豊かな食材を育み、食文化を支えるシェフ一押しの生産者さんにも注目♪

  • 土黒 修二
    北海道
    SIO syuji hijikuro
    PROFILE

    土黒 修二

    SIO syuji hijikuro

    注目の和食材

    • 川合ふぁーむの川合さんが作る野菜
    • AGRISCAPE産の野菜・鳥・豚肉

    プロフィール

    1982年札幌市生まれ。2005年宮島学園北海道調理師専門学校卒業後、札幌のレストランで勤務し2010年より東京へ。エディション・コウジ・シモムラ、KEISUKE MATSUSHIMAで研鑽を積み、2018年に札幌に戻る。同年、円山の名店【SIO】のシェフに就任し、2021年にオーナーシェフとなる。

    前職での経験から食材のポテンシャルの引き出し方や食材の魅力、人との関わり方、人脈の形成など、本当に勉強させて頂いた。シェフのラタトゥイユが僕にとっての一番の財産ですし、一番思い入れの強い料理です。

    シェフのサステナブルな取り組み

    AGRISCAPE、川合さんの作った野菜、家畜を使い続けることや、フードロスなど、身近で取り組めることを進めています。ただお客様の為に。会食の時間を本当に有意義な時間で、心と体を豊かに出来る空間を提供出来るように日々尽力、精進するのみです。それが巡り巡ってお客様だけでなく、自分たちにも返ってきて、結果SDGsにも繋がっていくと信じています。

    シェフ一押しの生産者さん

    川合ふぁーむ 川合さん

    https://www.facebook.com/kouhei.kawai.90

    ココが一押し!

    川合さんはとにかく野菜に詳しいです。生産方法や保存方法まで知識がとにかく凄い。どんな野菜を作りたいかが明確に自分の頭の中に出来上がっているのだと思います。その野菜を作るためにはどうしなければならないのか。野菜に対しての情熱が半端ないです。話をしていると、本当に野菜の事が好きなんだなと感じます。こんな生産者さんの野菜を本当に使いたいと、心から思わせてくれる人です。

  • 村山 優輔
    山形県
    レストラン パ・マル
    PROFILE

    注目の和食材

    • 里芋
    • かほくイタリア野菜研究会の苺・タルティーボ・ホワイトアスパラなど

    プロフィール

    「レストラン パ・マル」のオーナーシェフ。 25歳で天童市に「ビストロ パ・マル」をオープン。 県庁所在地である山形市に本格フレンチレストランが一軒もないことに気付き、14年間続けてきたお店を移転し、2017年、山形市に「レストラン パ・マル」としてオープン。
    SNSでの発信力の高さ、積極的に他店のオーナーとコラボレーションするなど、枠にとらわれない独自のスタイルを 築き上げている。

    シェフのサステナブルな取り組み

    僕達のレストランは小さいので毎日のサステナブルが当たり前です。フランス料理の文化も「素材を全て使い切る」なんです。

    シェフ一押しの生産者さん

    かほくイタリア野菜研究会
    生稲さん

    https://kahoku-italia-yasai.com/

    ココが一押し!

    山形県河北町および近隣の気候風土を活かし独自のマニュアルに基づいて生産されるイタリア野菜のスペシャリスト集団です!

  • 藤 良樹
    茨城県
    レストラン 雪村庵
    PROFILE

    注目の和食材

    • 境町塚原牧場

      梅山豚

    • 常陸大宮市

      天然鮎

    • 大津港

      白魚

    • 高萩

      フルーツホオズキ

    • 久慈浜

      伊勢海老

    • みねしまファーム

      ドルチェドリーム

    • 常陸大宮市

      奥久慈ナス

    • 全て茨城県

    プロフィール

    1980年茨城県生まれ。恵比寿、逗子マリーナのレストランを経て、水戸「オーボンヴィヴェール」に勤務。
    2004年「雪村庵」のスーシェフを務め、2009年に同店のシェフ、2014年にオーナーシェフになる。
    2019年より一年弱、スペインバスク地方で修行。
    三ツ星「マルティンベラサテギ」二つ星「ムガリッツ」一つ星「アラメダ」で研修し2020年3月より雪村庵を再開。

    茨城のまだ見ぬ食材を掘り下げて、フレンチの技法とバスクの食材の組み合わせ茨城のテロワールを出せる料理を作ることに意識を込めて作っています。
    ゆくゆくは自分たちでガーデンを作りファームトゥキッチンを目指しています。

    シェフのサステナブルな取り組み

    持続可能な社会というと茨城は魚介類が豊富に取れるので、価値のない小魚を使って何が出来るか?を考えないといけないと思っています。
    野菜のゴミは出さずに出汁をとるなど当たり前だけど、普段の生活を見直し、生産者さんが困っているフードロスに焦点を当てて料理人として考え行動できることをしっかりやっていきたいと考えています。

    シェフ一押しの生産者さん

    塚原牧場 塚原さん

    https://www.meishanton-ec.com/

    ココが一押し!

    まだまだ未熟な私たちを陰ながらいつも支えていただいております。まず自分たちが育てる梅山豚の餌を自家製で作り、そのとうもろこしも自家製で作る事に徹底していることが素晴らしい。とても免疫力が弱い梅山豚を育てることでも大変なのに、いろんな気遣いが見えるところに尊敬しています。そんな食材を使えることが料理人にとってはとても幸せなことです。

  • 山田 眞治
    山梨県
    La Cueillette
    PROFILE

    山田 眞治

    La Cueillette

    注目の和食材

    • 北杜市産 きのこ
    • 山梨県産 天然きのこ
    • 穂坂町産 葡萄
    • 北杜市産 地鶏(甲斐路シャモ)
    • 富士吉田市産 とうもろこし(富士恵味)
    • 全て山梨県
    • 穂坂町産  葡萄 、桃、サクランボ

    プロフィール

    1984年 横浜調理師専門学校入学 卒業後、フランス料理の世界に入る。
    1987年 オーリヴァージュ(鎌倉)、酒井一之chefに師事。
    1990年 QEDクラブ(恵比寿)現ルコックオーナーchef(恵比寿)、比留間光弘chefに師事。
    1993年 渡仏して、シャトードフェール(シャンパーニュ)当時のシェフ、エリック ブリファー氏(MOF)に師事。
    1995年 レストランBERG(山梨)料理長。
    2003年 独立 ラ・キュイエット(韮崎)開業。

    テーマは、山梨ガストロノミー。山梨の選りすぐりの食材(ジビエ、フルーツ、川魚、野菜など)や旬にこだわり、料理、サービスまたキュイエット滞在している時間を通じて、山梨の魅力を存分に発信していきます。

    シェフのサステナブルな取り組み

    エネルギー問題で、屋根に太陽光発電を設置しています。
    環境問題で、出来るだけ敷地に植栽して、緑を欠かさないようにしています。
    またフードロス削減の積極的な取り組みをしており、予約人数に合わせて、最小限度の仕入れをこころがけています。そうすることで、無駄をなくすとともに新鮮な食材をお客様にご提供できるメリットもあります。また、地元の契約農家さんから、規格外野菜やフルーツを譲っていただき、お客様にご提供しています。

    シェフ一押しの生産者さん

    山の水農場 水谷夫妻
    (多呂さん、みえこさん)

    https://www.meishanton-ec.com/

    ココが一押し!

    化学肥料を一切使わず、無農薬栽培しています。白州の名水をたっぷり使用して白州の寒暖差の下、育った茸は、どれも力強く味があります。ご夫妻のキノコへの愛情を強く感じますし、温厚なお人柄も魅力ですね。

  • 唐澤 豪
    東京都
    ARGO
    PROFILE

    唐澤 豪

    ARGO

    注目の和食材

    • 岩手県ジオファーム八幡平マッシュルーム
    • 新潟県ファームランド 木落 妻有ポーク

    • 山口県大坂屋商店 鮮魚

    プロフィール

    2003年レストランモナリザで7年6ヶ月勤務。
    2011年 銀座レカン
    2015年 エスキス
    2016年 アジル
    2020年 ラ クレリエール
    2021年9月Restaurant ARGOの料理長に就任。

    生産者の想いのこもった食材を丁寧に調理し、食材を通じてストーリーを感じて頂ける料理を提供致します。特にコースにUMAMIや香りを大切に取り入れています。

    シェフのサステナブルな取り組み

    現在お声がけしている途中ですが、生ごみや廃棄食材を使い液肥を作り、農家様に液肥を送り、そこで栽培された野菜やハーブをレストランで使用できるシステムを構築中。立食パーティーなどではワサラを使用し、土にかえる食器を使用しています。今年はイベントでも使用する予定です。

    シェフ一押しの生産者さん

    ジオファーム八幡平 船橋さん

    https://geo-farm.com/

    ココが一押し!

    ジオファーム八幡平さんのマッシュルームは、味が濃く香りもとても良いです。料理に食感やUMAMIをプラスしてくれます。

  • 川副 藍
    東京都
    Cheval de Hyotan / Brasserie Laiton
    PROFILE

    注目の和食材

    • 千葉県いすみ市産 伊勢海老、真蛸
    • 千葉県いすみ市「farmあき」の有機野菜
    • 千葉県いすみ市「farmyardいしの」のトマト
    • 千葉県いすみ市「高秀牧場」のチーズ
    • 長野県姫木平「ジャンボン・ド・ヒメキ」の生ハム
    • 長野県小布施市・小林さんの栗
    • 長野県小布施市・岩本さんの桃・ネクタリン

    プロフィール

    大学卒業後、金融系OLを経てル・コルドン・ブルーを卒業。都内のレストランで修行後2012年、「シュヴァル・ドゥ・ヒョータン」をオープン。フレンチのクラシックな技術を使いながらも軽やかで鮮やかな料理をモットーに、お客様の体に寄り添う料理を得意とする。また生産者とのつながりを大切にし、「ストーリーのある食材」「顔の見える食材」を調理することに、やりがいを感じている。
    2022年6月に姉妹店となる「ブラッスリー・レトン(Brasserie Laiton)」をオープンする。

    ミシュランガイド東京 2020・2021「ビブグルマン」掲載。
    2022年3月 出身地である千葉県いすみ市の食の魅力を伝えるアンバサダーとして「いすみ大使」就任

    シェフのサステナブルな取り組み

    使わせていただいている主な食材の生産者さんたちが、サステナブルなサイクルで活動されているので、おのずと貢献できている部分があります。
    例えば、野菜農家さんは、漁師さんの網にかかった海藻を(網の巻き上げも一緒に手伝います)畑に肥料としてまいて使っていますし、酪農家さんは地元でとれた餌を牛に与え、その堆肥でまた食物を育てる、といったサイクルです。

    シェフ一押しの生産者さん

    高秀牧場 馬上さん

    https://www.takahide-dairyfarm.com/

    ココが一押し!

    ここまで循環型酪農を徹底されている酪農家さんはまだ珍しいと思います。何より牛(さんをつけないと怒られます)への愛があふれているご家族です。
    循環型酪農についてはこちら

  • 熊谷 友宏
    東京都
    タワーズレストラン
    クーカーニョ
    PROFILE

    注目の和食材

    • 静岡県伊豆産 水山葵・山葵漬け
    • 静岡県産 うなぎ
    • 静岡県産 原木椎茸

    プロフィール

    2014年、服部栄養専門学校在学中にビブグルマン掲載店でアルバイトを始める。
    2015年、同校卒業後、セルリアンタワー東急ホテルに入社。総料理⻑ 福田順彦に師事。メインキッチンにて宴会や婚礼の調理に携わる。
    2021年、CH-RS調理に異動。同年、「ルージエ レシピコンクール」にて最優秀賞受賞。アフタヌーンティー、コース料理のメニュー作成に尽力し、「坐忘」の OZmall アワード2022受賞に貢献。2022年タワーズレストラン調理に異動。料理を作るにあたっては、「火入れ」に一番のこだわりを持っています。キッチンの手を離れ、お客さまの目の前に料理が運ばれるまでの経過も想定し、常に一番良い状態で提供できるよう心掛けています。

    シェフのサステナブルな取り組み

    セルリアンタワー東急ホテルでは「SDGsに美味しく取り組む」をテーマに、野菜の端や出汁を取った後の昆布や殻をフレーバーソルトに加工し野菜塩、昆布塩、魚塩として「食べるSDGs」と名付けた商品や、フレッシュオレンジジュースを絞った後の皮をオランジェットとして再利用するなどフードロス削減にホテル全体で努めています。
    個人的には昨今問題となっている「マイクロプラスチック」について、食品用ラップフィルムも不必要に使いすぎないよう意識しており、その他では一時的なメモはプリントミスの裏紙を再利用するなど、細かい取り組みから持続するよう心がけています。
    また、ヴィーガンメニューを積極的に取り入れることで、動物性食品を一切使用しない植物性食品だけで構成された、持続性の高い分野の進展にも企業として貢献しています。

    シェフ一押しの生産者さん

    有限会社山城屋山葵店
    山城さん

    ココが一押し!

    静岡県伊豆市で山葵農園を営み五代目となる山城忠昭さん。伊豆市の天城山系は日本有数の多雨で、この豊富な雨が湧き水となり水山葵を育てます。水山葵は辛味の中にも甘味が有り、風味豊かなのが特徴です。肥料や農薬を一切使用せず「無農薬」で栽培されるため安心して料理に使わせていただいています。

  • 信太 竜馬
    東京都
    élan / bonélan
    PROFILE

    信太 竜馬

    élan / bonélan

    注目の和食材

    • NOTO 高農園さんのお野菜

    プロフィール

    1988年 東京生まれ。
    2008年 辻調グループフランス校を首席で卒業後、ロアンヌの3つ星レストラン トロワグロ(TROISGROS)で研修。
    2009年 帰国後, 3つ星レストラン 銀座 ロオジエ(L’osier)に入店。料理人としてのキャリアをスタート。
    2011年 ロオジエ改築計画に伴い渡仏。パリのオテル・ド・クリヨン(Hôtel de Crillon)に入店。
    2012年 帰国後、2つ星レストラン 銀座 エスキス(ESqUISSE)のオープンに参画し2017年 スーシェフに就任。
    2015年 ミラノで開催されたU-30 の世界大会, サンペレグリノ ヤングシェフ2015 に初代日本代表として参加。
    2019年 7月 本プロジェクト準備のため同店を退社
    2020年1月 ガストロノミーレストラン「élan」開業
    2020年6月 「élan」同フロアに姉妹店「bonélan」開業

    シェフのサステナブルな取り組み

    ビルの上で養蜂を行なっています。養蜂は食物の生育を助け、動くことのできない樹木の重要なコミュニケーションツールです。交配が進むにつれ、実付もよくなり、環境の改善につなげる取り組みです。都心でさらに広げていけるように計画しています。

    シェフ一押しの生産者さん

    NOTO 高農園さん

    https://taka-farm.stores.jp

    ココが一押し!

    赤土を活かした有機野菜を愛情をもってお野菜を育てている方です!

  • 中秋 陽一
    東京都
    à table
    PROFILE

    中秋 陽一

    à table

    注目の和食材

    • 祖谷の地美栄 ジビエ

    プロフィール

    服部栄養専門学校を卒業後、恵比寿モナリザを経て渡仏。
    名だたる星付きレストランで4年半研鑽を積み帰国後に独立。
    クラシカルスタイルのフランス料理を得意とする。
    2017、2019年パテ クルート アジア大会4位入賞。
    2020年パテクルート世界選手権アジア地区代表
    2021年パテクルート世界選手権3位

    シェフのサステナブルな取り組み

    日頃から肉・魚は骨まで、野菜は皮やくずまで余すことなく使用しております。
    修行先のシェフ達がしていたように僕も同じように取り組んでいます。

    シェフ一押しの生産者さん

    祖谷の地美栄 高橋さん

    https://iya-gibier.com/

    ココが一押し!

    熟成期間やカットの方法など細かくこちらの要望に応えて頂ける技術力!

  • マルタン・ピタルク・
    パロマー
    東京都
    Esterre
    PROFILE

    マルタン・ピタルク・
    パロマー

    Esterre

    注目の和食材

    • 日本の柑橘類
    • その中でも、原農園さん(和歌山県)の柑橘類

    プロフィール

    1992年生まれ。フランスにてミシュラン2つ星レストラン「ルストー・ド・ボマニエール」をはじめとする星付きレストランにて修業を重ねる。2014年にミシュラン3つ星レストラン「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」へプルミエ・シェフ・ド・パルティとして移籍。2016年よりロンドンのミシュラン3つ星レストラン「アラン・デュカス・アット・ザ・ドーチェスター」でエグゼクティブ・スーシェフを務めた。

    シェフのサステナブルな取り組み

    フランス料理「エステール」では、2019年11月の開業時よりフードロスを最小限に留められるよう、使用できる食材は全て調理し地球にやさしい料理を提供しています。例えば、野菜を使用するときは生やローストだけでなく糠漬けにする、固い部分はジュースに絞る又はパウダーにする、乾燥させた皮をデコレーションに使用する、また魚の皮もカリカリのチップスにしてアミューズ用にアレンジし、魚の骨をデコレーションに使用するなど、食材を無駄なく使い、フードロスに取り組みながらも多様な調理方法でさらなる料理の奥行きを出すことに努めています。

    シェフ一押しの生産者さん

    原農園 原さん

    https://www.hara-farm.jp/

    ココが一押し!

    安全で多品種の柑橘を栽培されており、柑橘のクオリティーが良いところが魅力です。

  • 池端 隼也
    石川県
    L’Atelier de NOTO
    PROFILE

    池端 隼也

    L’Atelier de NOTO

    注目の和食材

    • のと115

      (石川県能登産)

    • 能登牡蠣

      (石川県中島町)

    • 能登岩牡蠣

      (石川県能登沖)

    • 日の出大敷の魚、クジラの心臓

      (石川県宇出津)

    • 輪島ふぐ

    • 秋の天然キノコ

      (輪島市)

    • 海藻

    • 七面鳥

      (門前町)

    プロフィール

    1979年、石川県輪島市生まれ。辻調理師専門学校卒業後、大阪のレストラン【カランドリエ】にて修行を積む。
    2006年渡仏。星付きレストランで4年半働く。日本に帰国後、大阪での出店を考えていたが、あることがきっかけで生まれ故郷の能登、輪島での出店を考えるようになる。
    2014年輪島市に『レストランを通してのとの魅力を発信する』をコンセプトにした【ラトリエ・ドゥ・ノト】をオープン。

    2021年ミシュランガイド北陸 2021 特別版1つ星、グリーンスター獲得

    シェフのサステナブルな取り組み

    レストランではジャージー牛のオスを買い取り(現状生産者が1,000円を払い殺処分)牧場で育てもらってレストランで提供しております。また漁師が海や不法投棄をしていた網を再利用するため収集活動をはじめました。その他、うにの駆除などに取り組んでいます。
    注目の和食材、石川県宇出津のクジラの心臓についても、鯨は禁止されていますが、網にかかったもののみ大切に食材として使わせていただいています。

    シェフ一押しの生産者さん

    石川県奥能登 定置網漁師
    中田さん

    https://www.instagram.com/yosuke__nakada/

    ココが一押し!

    魚のスペシャリストです!

  • 山下 一宇
    岐阜県
    RAVI
    PROFILE

    山下 一宇

    RAVI

    注目の和食材

    • 岐阜県郡上産
    • 山菜・鮎・アマゴ・とうもろこし・トマト・ビーツ

    プロフィール

    2007年 渡豪し、レストランのほか農家で働く。
    2009年 レストランボンシュマン
    2014年 ラ・グランターブル・ドゥ・キタムラ
    2020年 RAVI 開業

    地元の食材を使ってここでしかできない料理を提供しています。野菜、肉すべてこだわりを持っている生産者さんから直接譲って頂いてます。

    シェフのサステナブルな取り組み

    SDGsやサスティナブルなどある種のファッションのように語られているのがあまり好きではないのですが、お店で使っている野菜は全て無農薬無化学肥料のもので、鳥や豚などの肉は極力使わずに鹿などの自然で育った肉を使っています。
    ほとんどの食材は地元の信頼できる生産者のものを使っています。自分の店で出来ることはそれを使ってお客様に届ける事でそれ以上でも以下でもなくそれだけで地球は良くなって行くと思っています。

    シェフ一押しの生産者さん

    てんち農園 加藤さん

    ココが一押し!

    真面目で素直な方で野菜からそれが伝わってきます。野菜ひとつひとつを可愛がっていて我が子のように育てている人。美味しさももちろんですがそれを購入する人に対しても真摯に向き合っていて全てのお客様に直接手渡すということを大切にしている方です。

  • 相川 浩己
    京都府
    Restaurant ai
    PROFILE

    相川 浩己

    Restaurant ai

    注目の和食材

    • 彼岸山(京都府亀岡市)産 天然はちみつ
    • 宮崎県産 本州鹿

    プロフィール

    大阪あべの辻調理師専門学校卒業。国内では東京や静岡、栃木、⻑野などのレストランで 働く。 また、渡仏しヴァランスやアヴィニョン、ディジョンなどの星付きレストランでの修行を経て、現在に至る。様々な土地での、経験や出会いを料理に反映している。

    こだわりは、厳選した食材を最適な方法で使用すること。
    例えば『火入れ』はフライパンやオーブンを使用し、アナログな旨味を逃がさない行程で行う。また、レストランで食事のスタートに必ず提供している「舞茸のコンソメスープ」。これは数時間乾燥させ、旨味と香りの変化するタイミ ングで『抽出』したもの。その他、食材の組み合わせに関しては、旨味成分の相性や、 オイルを使うことによって香りの複雑性などを狙うなど『論理的な組立て』をおこなっている。食材は生育環境や、自身の手元に来るまでの様々な行程(洗浄、絞め方、熟成など)まで気を配り、味も納得がいくものを使用。生産者や様々な背景を強く感じるからこそ、最後まで敬意をもって料理を作っています。

    シェフのサステナブルな取り組み

    「舞茸のコンソメスープ」で使用できないエグ味の多い部分を、ノンアルコールカクテルに活用しています。また「AUTHENSUOUS」とのコラボ商品にて宮崎県のフルーツ生産者が持て余していた製品化出来なかったフルーツを使用し、砂糖不使用で健康効果の高いCBDを配合した低糖度ジャムの開発・製造をしています。
    また駆除対象で廃棄される事の多い『鹿肉』を使うなどの「食材の選択」も大切にしています。

    シェフ一押しの生産者さん

    Honey Woods 中島さん

    http://www.honey-woods.com

    ココが一押し!

    「彼岸山はちみつ」に乗せて、一人でも多くの方々に豊かな自然の恵みや癒しをお届けすることで、ライフワークとして取り組んできた自然環境の保全や回復にも一役買うことができるかもしれない、という考えを持たれているところに共感しています。

  • 吉田 繁雄
    兵庫県
    SETTAN AUBERGE À NORD KOBE
    PROFILE

    注目の和食材

    • 明石の天然鯛
    • 須磨海苔
    • 但馬牛のブレザオラ
    • 大沢町のとうもろこし
    • 八多いちご

    プロフィール

    1998年 Kobe Bay Sheraton Hotel にてフランス料理の道へ。
    2000年 渡仏 パリ、ブルゴーニュのガストロノミーレストランにて修練を積む。
    2003年 神戸北野ホテルの山口浩氏に師事 ベルナール・ロワゾ―の”水の料理”に感化される。
    2009年 大阪のフレンチレストラン lumiére 唐渡泰氏の下で”野菜の美食”を修練。グループの統括料理長、総支配人を兼任。
    2021年 神戸市北区にて SETTAN を独立開業
    摂津、丹波地方のテロワールを表現した料理を探究している。

    シェフのサステナブルな取り組み

    地元の食材を使用している為、フードマイレージが殆どありません。
    明石浦漁港から魚を仕入れていますが、市場では商品価値の少ない雑魚なども仕入れてソースやスープ料理に利用しています。また、地元の苺農家さん、需要が少なく、品物が余った際には引き取り、コンフィチュールなどに仕立てています。
    提携農家さんから頂く栗や果実、野菜は料理に変えてお裾分けしています。

    ✤フードマイレージとは・・・
    「食料が生活者の手元に届くまでに、どのくらいの距離がかかったかを計る指標」のこと。生産地から食卓に届くまでの距離が短い食料を食べたほうが、環境負荷が少ないという考え方です。

    シェフ一押しの生産者さん

    すまいるふぁーむ 藤本さん

    http://www.eonet.ne.jp/~fujimoto-farm/

    ココが一押し!

    裏六甲の気候と季節に準じた農作物を生産をしておられるところ。朝摘みの苺や夏のとうもろこしなど、地元の人々もその季節を楽しみにしている地元に根付いた生産農家さんです。

  • 金丸 建博
    福岡県
    Miyawaka Soukatei
    PROFILE

    金丸 建博

    Miyawaka Soukatei

    注目の和食材

    • 福岡県朝倉産「川茸」
    • 江戸時代から続く伝統食材の川苔

    プロフィール

    1995〜1999年・南フランスを中心に修行。パリ7区のオーボンナクイユ、プチ・ニソワではシェフとして働く。帰国後、福岡イルド・フランスにてシェフとして従事。2004年秋・福岡・東区香椎に颯香亭(soukatei)を創業。2017年研究と食品製造を兼ねたラボを創業。生産者と自然により近い場所へ…2021年宮若市に移転。
    地元の食材を使い、発酵や薪を使ったアナログと、蒸留やフリーズドライなどのデジタル機器を駆使し、自然を表現したメッセージ性のある料理を目指す。
    周りの自然環境を大事にした取り組みや伝統野菜や食材の発信などにも力を入れる。

    ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版1つ星獲得

    シェフのサステナブルな取り組み

    現在:環境維持への取り組みと食材ロスへの取り組み1.生分解性率99%の『自然に帰る洗剤』をレストランで使用2.自然環境整備のため伐採される『捨てられる木』を熱源として再利用3.レストランでは古民家の梁や、古い煉瓦を再利用した建物4.契約農家と共に、B,C級品及び、産業廃棄物となる素材(捨てられる食材:鮎醤や椎茸醤の搾りかす)の活用(一部ラボ生産・製造販売)5.摘果される葡萄や自家菜園などで作る『捨てられる野菜の部位の活用』例:ズッキーニ茎の料理など…6.コンセルべ:発酵野菜 *乳酸発酵食品、麹発酵などの製造と活用。
    今後の取り組み:更なる伝統野菜の加工品製造・販売販路拡大*生産率を上げ、生産者高齢化に伴う『伝承・継承に役立つ』

    シェフ一押しの生産者さん

    川茸元祖 遠藤金川堂
    遠藤さん

    http://kawatake-endo.com

    ココが一押し!

    遠藤金川堂さんの川茸は、朝倉市の黄金川でしか収穫されない高級天然淡水ノリです。学名はスイゼンジノリと呼ばれ、昔から高級珍味とされ、良質の炭水化物、蛋白質、ミネラルを含む貴重な自然食品です。

  • 鹿島 匡人
    鹿児島県
    RESTAURANT Le Dôme
    PROFILE

    鹿島 匡人

    RESTAURANT Le Dôme

    注目の和食材

    • ベクトル株式会社 霧島産 霧島サーモン
    • 株式会社福山物産 鹿児島県福山 純玄米黒酢

    プロフィール

    2002年~ホテルニューオータニ東京で研鑽を積む。
    2007年~上柿元ムッシュに師事。
    2013年~フレンチレストラン ミディソレイユ料理長。
    2015年~レストラン ルドームオープン 料理長就任。 
    クラブドタスキドール会員。全日本食学会会員。

    古典的な料理や技法を尊重し、食材、生産者の方にしてして地元の食材とフランス料理の技法を合わせシンプルに分かりやすく記憶に残る料理を作る事を心がけています。

    2019年メートルキュイジニエドフランス ジャンシリンジャー杯 3位
    2020年パテクルート世界選手権アジア大会 5位
    2020年ルージェフォアグラコンクールファイナリスト

    シェフのサステナブルな取り組み

    1.食材は出来る限り地元の食材を使用しています。発注に関してもCO2削減の為、毎日発注せず週に一度納品可能な物は発注する様にしています。
    2.食材のロスがない様にメニュー全体で考え、ディナーで成形して出た余りの肉や魚はカジュアルなスタイルに変えランチで提供しています。サイコロ状にして提供したり、ミンチにしてハンバーグにしたり…と。野菜の皮や葉っぱなども出汁を引いて料理に使用したり、アッシェ(細かくみじん切り)にして使用したりなど無駄のない様には心がけています。
    3.お客様の料理の食べ残しが無くなる様に予約や、来店された時にサービスの方に細かく確認してもらっています。以前は食べ残しも多少ありましたが会話を増やす事で一人一人の好みを把握し、食べ残しがない様にしています。
    4.ボリューム、味の調整。東京で働いていた時に比べて鹿児島の方は塩味の薄味や甘みを好みます。(僕が働いているデパートに来るお客様が年齢層が高い事もありますが)なので以前より塩やボリュームは今は減らして提供しています。後は、火を加えず生で野菜や魚を提供することも増えました!

    シェフ一押しの生産者さん

    ベクトル株式会社 霧島サーモン 田代さん

    http://kirishima-salmon.com/company

    ココが一押し!

    情熱的で追求心がすごいと思います。完全無投薬で育てるまでたくさんの苦労があったと思います。それでも諦めず素晴らしいサーモンを作り上げた社長の情熱があったからだと思います。
    私たち料理人もその思いをしっかり理解し感謝して大切に料理を作らせていただきたいと思っています。

代表シェフ

私たちはダイナースクラブ フランス レストランウィークを応援しています。
(敬称略)

2011年のダイナースクラブ フランス レストランウィーク初開催から毎年イベントを支えるシェフをご紹介します。

  • 今 智行
    モリエール
  • 伊藤 勝康
    ロレオール 田野畑
  • 後藤 博甲
    ホテルメトロポリタン山形
  • 川本 紀男
    金澤プレミナンス
  • 音羽 和紀
    オトワレストラン
  • 中村 勝宏
    日本ホテル/ホテル メトロ
    ポリタン エドモント
  • 三國 清三
    オテル・ドゥ・ミクニ
  • 坂井 宏行
    ラ・ロシェル
  • アンドレ・パッション
    レストラン・パッション
  • 𠮷野 建
    メゾン タテル ヨシノ
  • 福田 順彦
    セルリアンタワー
    東急ホテル
  • 斉藤 正敏
    パレスホテル東京
  • 下村 浩司
    エディション・
    コウジ シモムラ
  • 高良 康之
    レストラン ラフィナージュ
  • クリストフ・ポコ
    ルグドゥノム・ブション・リヨネ
  • オリビエ・オドス
    シェ オリビエ
  • 北村 竜二
    ラ・グランターブル ドゥ
    キタムラ
  • 大溝 隆夫
    フランス料理 ボルドー
  • 太田 昌利
    ロイヤルホテル/
    リーガロイヤルホテル(大阪)
  • 渋谷 圭紀
    ラ・ベカス
  • 山口 浩
    神戸北野ホテル
  • 上柿元 勝
    レストラン ル ドーム