フランス レストランウィークが注目する若手シェフ【岐阜県】Liliane 大脇シェフがプロならではの『鴨のコンフィ』レシピをお届けします!

<シェフから一言>
鴨モモ肉のコンフィはシンプルな調理過程ながら、その料理人の考えが出る料理だと思います。一つ一つの過程を丁寧に作る事を心がけています。

大脇 有人:プロフィール 
高校卒業後、イギリス・ロンドンへ留学。その後、オーストラリア・シドニーを拠点にアジア、アフリカ、ヨーロッパ等、世界約50カ国を周り様々な経験を積む。帰国後、東京の調理師学校を卒業、都内のレストラン・ホテル等で修行。2005年渡仏。ブルゴーニュ、そしてパリの2つ星レストランで4年間研鑽を積む。その間、スペイン・バスク地方の3つ星レストランを経験し、2009年帰国後リリアーヌのシェフに就任。

Liliane(リリアーヌ) 岐阜県可児市土田4384

【鴨モモ肉のコンフィ】

[使用する食材]

✤鴨モモ肉
✤粗塩
✤ニンニク
✤ローリエ
✤パセリの茎
✤鴨の油
✤オリーブオイル

【1】鴨モモ肉を掃除する
  
・余計な脂を取り除く
・火が入っても曲がらない様 筋を切る  
・ 見た目を整える
・ 切れ込みを入れる

筋を切る事によって仕上がりが整うので骨の周りは特にキレイに掃除します。

おうちでトライ♪
家庭で作る場合は鶏モモ肉でも良いです。骨付きを選ぶことがポイントですよ。また全体のサイズは揃えた方が良いですね。

【2】粗塩、ニンニク、ローリエ、パセリの茎でマリネする  (漬けこむ)6時間くらい

ローズマリーや柑橘類を混ぜても香りが移りやすいので色々なバリエーションが出来ますよ。色々な香草で試してみるのも楽しいですね。漬け込む時間はその都度確認しています。塩が細かいほど塩気が入りやすいので、時間はその時により異なります。

【3】水で余計な塩を洗い流し、真空袋に鴨の脂、オリーブオイルと一緒にいれる

【4】コンベクションオーブンで67度で13時間くらい火を入れる

おうちでトライ♪
【3】【4】の工程で鍋に油を入れて作る場合は温度の管理に気を付けて(温度の上がりすぎに注意)!
時間はその都度確認することがポイントです。触って柔らかく感じるくらいまで火を入れます。イメージは『しっとりと柔らかく』ですね。

仕上がって、皮目を焼くときは焼き過ぎ、火の入れすぎに注意すること。温度が上がり過ぎるとパサつくので注意が必要です。

火が入ったら袋から出し、皮目をしっかりと焼きお皿に盛りつけて完成!
大脇シェフの【鴨モモ肉のコンフィ】皆様いかがでしたか?お料理の工程は本当にシンプル!だからこそシェフの技が際立つひと皿となるのですね!シェフのレシピにトライした方は『@france_restaurant_week』 と 『#若手シェフのレストランレシピ』 をつけてインスタグラムに投稿してください ♪