フランス レストランウィークでは、2018年期間中公式サイト上でお客様にアンケートを行い、参加レストラン約650軒の中から「行ってよかった」という声が多数寄せられたレストランのシェフに、パリでの料理研修旅行をご用意しました。2018年に”お客様満足度第一位”に選ばれたのは、福岡の「サンテミリオン」と神戸の「コシモプリュス」。
両レストランのシェフには、プロの料理人対象の料理学校での2日間研修と、エールフランス航空日本―フランス往復航空券、レ・コレクショヌール加盟ホテル宿泊とともにプレゼントされました。
「サンテミリオン」のシェフ、渡邉伊一郎さんは、2019年5月にフランス料理シェフ、アラン・デュカスのノウハウを伝授するプロのための研修センター「サントル・ドゥ・フォルマシオン・アラン・デュカス」にて2日間のプログラム Spoon 2 – Cuisine d’un Globe Trotteur :「スプーン2」世界を旅する料理»を受講しました。
「サンテミリオン」渡邉伊一郎シェフ
このコースはアジア各国の食材、技法を取り入れたアラン・デュカス氏のレストランオリジナル料理という事と、またアジア人として、フランスから見たアジアとはどのようなイメージなのか?という観点からもとても関心があり受講させていただきました。
2日間で計8皿の料理を作り試食しましたが、どの料理も個性的な素材の組み合わせ、スパイスや香草の使い方が巧みで衝撃を受けた料理が多数ありました。
とらわれない自由な発想とグローバルな感覚でのオリジナルな料理、枠にとらわれず貪欲に受け入れる姿勢、また今の最新の調理器具や技法にもとても刺激を受けました。
この経験を活かし、新しく創造し挑戦する料理、続けて伝えていく料理、これからも料理に向き合いお客様に提供していこうと改めて感じた非常に大きな収穫のある研修でした。
北九州・小倉の隠れ家レストラン サンテミリオン
「コシモプリュス」上地猛シェフ
また、「コシモプリュス」の上地猛シェフは、リヨン郊外イッサンジョーにあるENSPフランス高等製菓学校で2日間コースを受講されました。
*「コシモプリュス」は現在移転準備中。