2019年振りに海外よりシェフを招聘するダイニングセッションが実現!東京とパリのトップシェフが、それぞれの異なるアイデンティティを表現しながら「和食材のテロワール」と「フランス料理」の融合と絆の構築を目指しお料理を創作。ゲストの皆様には、2名のシェフ、4つの手「mains(マ)」により生まれる特別コースをお楽しみいただきました!

ファニー・エルパン Fanny Herpin CHEF PROFILE

アラン・デュカスのもとでインターンシップを経験し、パリ、ニューヨーク、ロンドンなどざまざまな地域のレストランでキャリアを築く。その後、アラン・デュカスよりパリのレストラン「Allard(アラール)」のシェフに任命される。現在は、歴史と文化が織り成す場所「Le camondo(ル・カモンド)」のシェフとして15人の料理人を率いて自信を表現する料理を創作している。

スーシェフのメディ・ブセナシェフもファニーシェフと共に初来日!

ファニーシェフコメント抜粋
今回、初めて来日しました!オウパセズ十楚シェフほかレストランチームの皆様に、あたたかく迎えていただき、大変嬉しく思います。日本のお客様とご一緒にとても良い時間を過ごすことができ、とても興味深いお料理の感想もいただきました。パリに来る機会がありましたらぜひル・カモンドへお立ち寄りください。

十楚 武志(フォーカスシェフ) CHEF PROFILE

1977年11月生まれ。料理人歴は22年。ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2023ではフォーカスシェフとして活躍中。三井ガーデンホテル銀座内レストラン sky / 西鉄ソラリアホテル内レストラン Fututoshi /各店舗料理長にて勤務し、のちに、社内3店舗の統括料理責任者も経験。現在は銀座Opuses料理長として、季節感のある素材を活かし、レストランの楽しさを感じられる一皿を提供している。

十楚シェフコメント抜粋
ファニーシェフ、メディシェフとのコラボレーションは、自分にとっても、厨房のチームにとっても素晴らしい刺激になったと感じています。そして何よりコロナの期間を経て、お客様とご一緒にこのようなイベントが開催できましたこととても嬉しく感じています。新鮮な食材を提供いただく生産者の皆様の想いが伝わるようなお料理の創作を心掛けています。
ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2023期間中は、ブイヤベースを取り入れたコースをご提供いたしますので、ぜひまたオウパセズにお越しください!

【フォーハンズディナー ~Le dîner à 4 mains~提供メニュー】

ウェルカムドリンク:アラン・デュカス・サステナブル・スピリッツ カクテル [ミエル ジャンジャンブル]

Amuse1:マスのヴェルジュ / ブドウ / 濃厚ブイヨン(ファニーシェフ)

滋賀県琵琶湖でとれた新鮮な琵琶マスを若いブドウでマリネ。ブドウの果肉をマスタードを和えたソースを下に添え、マスの濃厚なブイヨンを掛け提供。

ドリンク:マム グラン コルドン

Amuse 2:海と山をテーマにした2種類のスープとスナック(十楚シェフ)

【海】スープ ド ポワソン グリエール:魚介類の端材(魚の頭、骨、甲殻類の殻、貝のヒモなど)を使用したサステナブルなスープ ド ポワソン。オウパセズでは、普段からメインの食材とはならない部位を活用し、料理に厚みを加えている。ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2023期間中は、ブイヤベース仕立ててで提供予定。

【山】七谷鴨のコンソメ 天然茸
普段から愛用している七谷鴨の鳥ガラを使用し、フィルター方式で旨味を凝縮したコンソメスープ。

ドリンク:セント マルガリート ファンタスティック ロゼ 2022

Entrée:アーティチョークヴィネグレット / ヘーゼルナッツ / 味噌(ファニーシェフ)

フランス、ブルターニュ産アーティチョークをまるごとオーブンで焼き、ヴィネグレットソースで味付け。白味噌をもちいて日本風のタッチを加えた一皿。ファニーシェフが、既にフランスでも愛用されているという味噌は、味わいにバランスをもたらしてくれるという。和とフレンチの相乗効果を強く感じられる。

Plat principal:鰻(ウナギ)発酵パイナップル コンテ (十楚シェフ)

まだまだ夏の暑さが残る日々に「土用の丑の日」、「夏の旬」をキーワードにした魚料理。十楚シェフが一押しする石川県の生産者、高農園のナスを使用し、やわらかな食感を目指した一皿。コンテチーズが食材同士の調和をもたらし、和のエッセンスたっぷりの一皿となった。

ドリンク:ブラン ド シャス スプリーン 2019 ブラン ド ボルドー

Plat principal:モダンポトフ(ファニーシェフ)

ポトフの特徴を維持しながら、斬新に現代化されたファニーシェフならではのレシピ。ほうれん草で巻かれた牛テール。細かくした牛タンをハーブと和えた上には大根を添えて。人参は、まるごとオーブンで焼き、オレンジとオニオンをかりかりにしたパウダーと共に素材の味を楽しめる。ジャガイモのムースが全体のハーモニーを奏でる。

ドリンク:シャトー シャス スプリーン 2008 ムーリ

Dessert:ヴァローナのショコラを使ったデセール

見た目の通り「黒」と題された一皿。黒ゴマに竹炭、オアビカ*を加えた繊細なメレンゲのチップスの中には、ヴァローナのチョコレートムースが隠れている。口の中で、メレンゲが溶ける速さと、ムースが溶ける速さを順番に楽しめるよう緻密に食感を計算されたデセール。ボワロンを使用したラズベリーソース(クーリ)が鮮やかに映える。

*オアビカ:カカオ豆を覆っている白い果肉から得られる果汁を濃縮した、シロップのようにとろりとした質感と琥珀色の新素材。

紅茶:ジャンナッツ

Mignardises:日本のフルーツとハーブを使った小さなタルトの小菓子

山梨県産のシャインマスカットと、自然農法で作られた煎茶、平番茶(滋賀県産)を濃いめに抽出したシート状のジュレを組み合わせた。甘さと苦みのバランスを楽しめる小菓子。

カトラリー提供:OPINEL
食器提供:ARAS
イベントオリジナルコックコート提供:住商モンブラン

「和食材」と「フレンチ」の融合で、美味しいお料理の可能性は無限大!ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2023は、いよいよ9月22日(金)からスタート!全国各地の和食材の魅力を取り入れたフレンチで、秋の旬を楽しんでみませんか♪参加レストランへ直接お電話、またはイベント公式サイトからオンランでご予約ください。

※9月22日以降も参加レストランは、ご予約いただけます。

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