9月20日(水)と22日(金)の両日、パレスホテル東京とリーガロイヤルホテル(大阪)で「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2017」の開催に向けたガラディナーを行いました。東京、大阪ともに今年はフランスから3名のグランシェフを迎え、さらに2名ずつの日本人シェフが加わって、計5名のシェフによる一夜限りのコースが展開されました。

フランス大使のスピーチやシャンパーニュ「マム」アンバサダーによるダイナミックな抜栓セレモニーの後、前菜2皿は「パレスホテル東京」の斉藤料理長と、「ナベノ-イズム」の渡辺雄一郎シェフが担当。日本独特の食材を駆使しながらエレガントな一皿でゲストを魅了しました。続くフランス勢は、まずオリヴィエ・ヴァラードシェフ。日本と同様、海に面したブルターニュ地方から、担当はもちろんお魚料理です。白身魚と、この地方の食文化には欠かせない蕎麦の実を合わせ、さらに日本酒“獺祭”で香りづけて日仏融合の一皿に。お肉料理はパリの「マンダリン・オリエンタル」から、日本でのファンも多いティエリー・マルクスシェフ。自身も大好きという和牛を最高の火入れで仕上げました。

途中でヴィオラの生演奏をはさんでのデザートは、初来日の「ル・ムーリス」セドリック・グロレシェフ。アートのようなデザート2品を披露し、各テーブルでは歓声とともに撮影大会が繰り広げられました。大阪では「ラシーム」の高田裕介シェフと「リーガロイヤルホテル(大阪)」の太田総料理長が参加し、華麗な宴で翌日からの会期スタートを祝いました。